
ミンガラーバー!🇲🇲ジェミブロのジェミです!
今回はシン・占星術の考えに共感した方や『TAFTI』を読んで、自分の思い描く理想の世界へ移る事や、『TAFTI』的に言うと「別のフィルムに移行する」という事が、今ひとつわからん!という方に向けた会話をしてゆくよ!

ミンガラーバー!🇲🇲ジェミブロのミニです!
OK!soraさんのメンバーシップに参加しているんだけれども、「そもそもパラレルワールドって考え方がよくわからない」という方がいるんじゃないかと邪推して、老婆心からこの記事を書くことにしました。
この記事では「パラレルワールド」を題材にした小説をピックアップして、一体パラレルワールドとはどういう概念なのかを述べます!

そもそもパラレルワールドって何?

『TAFTI』読んでいるんだけれど、そもそも他のフィルムに移行するってナニ(・・?)
移行した先に恋人や家族とか友人、同僚やご近所さんはいるのか??自分だけどっか別の世界に行ってしまうって、寂しくない??
そんなんだったら“移行”したくないんだけど。。

お。なんか『TAFTI』読んでこわがってるな。

ジェミの考えていることがバレちゃったか。
なんかちょっとこの世界がコマの連続で、そこに自分で創造したコマを挟みたいと思っても、ひとりだと恐怖感があるの。こういう考え方を今までした事がなかったから、こわくってさ。

ふうん、ジェミはこわいって感じるんだね。パラレルワールドって言葉は聞いたことある?

あるよ!でもよくわからない。異世界にワープしてしまうって事なのかな?

「異世界」とはちょっと違うかなあ。
パラレルワールドは日本語だと「並行世界」とか「平行世界」と言った漢字が当てられているよ。仮に移動した先でも登場人物は大体同じだし、みんなはジェミの事をちゃんと覚えているから安心して!だからさみしくない。
例えばジェミが現時点ではパラレルワールド(以下 P.)Aにいるとする。
- P.Aではジェミは会社員だけれども
- P.Bにいるジェミは図書館の司書さんかもしれないし
- P.Cではバレエダンサーをしている世界があって
(P.…x個)というように同時に無数に存在するという考え方がパラレルワールドだよ。
各々の世界で、関わる人々や物質的な差はあるけれども、ジェミとミニのお父さんとお母さんが変わる事はなくて同じだよ。お友達とかお世話になった先生とかもね。

そうなんだ。1人だけどっか異世界に飛んで行っちゃうのか⁉︎と思っておびえていた!
じゃあジェミがもし「バレエダンサーさんです」という世界に移ろうと決心したら、「バレエダンサーさんをやっているジェミのコマ」を瞬間しゅんかんに挟んでいけばいいんだね。

そうそう。この前の例えは「痩せた自分になる」だったけれども、この場合は「ジェミはバレエダンサーさんである」パラレルワールド移行への仕方だね。
パラレルワールドを描いた小説 2選

なんかパラレルワールドって考え方が楽しくなってきた!
でももう少し、どういう世界か知りたいな。出来れば自分の体験以外で見てみたい。

なるほど。客観的に観てみる・捉えてみるってのは大事かもね!
じゃパラレルワールドを題材にした小説を紹介するね。

そんなのあるの?

たくさんあるよ!中でも印象深かったものを2つ紹介します。
恒川光太郎『竜が最後に帰る場所』-「夜行の冬」

恒川光太郎さん知ってる!『夜市』を書いた人だよね!あのお話し、不思議で少し怖くて、あっという間に読んでしまった本だ。「風の古道」も好き。

そうそう。『秋の牢獄』とかはもっと怖いよね!どの作品も日常生活の隣にある不思議な世界を描いているんだけれども、ここで紹介する『竜が最後に帰る場所』という短編集に収録されている「夜行の冬」は夜通しガイドさんと外を歩いて、明け方に自宅に戻ってくると並行世界に移動完了している、という設定なんだ。

元いた世界と移った世界、どんな所が違ったの?

主人公は20代後半の男性。元の世界では、自動車販売店をやめて、親の残した古い家に住み、アルバイトをしながら細々と一人暮らしをしている人だったんだ。
それがある夜に聴こえた音に誘われて外に出てみると、歩く謎の集団に出くわす。彼らに魅力を感じて同行し、翌朝自宅に戻ると主人公には妻がいたんだ。彼女は自動車販売店時代の同僚の奥さんで、その人達の結婚式にも出席していたのに、その世界では主人公が彼女の夫で、先の会社を退職した後、再就職口を探している人の設定になっていたんだ。
で、こんな不思議な体験に魅せられて“夜行”に繰り返し参加して次々に“あらゆるパターンの自分”へと移動して行くと。。というお話し。これを読んだら、パラレルワールドがどんなかイメージしやすくなると思んだ。
星新一『かぼちゃの馬車』-「かぼちゃの馬車」

もう1つのパラレルワールド話しは?

実はパラレルワールドの話しではないんだ。パラレルワールドっぽい世界を描いた作品「かぼちゃの馬車」は、自分の容姿にコンプレックスを持っていて自信のない女性が主人公なんだ。

それで?その女の人がどうなっちゃうんだろう。パラレルワールド的なハナシって、「その女の人が容姿に自信がある設定」の世界に移動するって事?

そうなの!先に紹介した恒川さんの作品はサクッと移行(夜通し歩く必要はあるけれども)してしまうのに対して、この作品は、ある事をキッカケにして、ゆっくり・じっくり主人公の女性が美しく変貌してゆく心情と周囲の変化を描いているんだ。
ここがより『TAFTI』的と言えると思って紹介したの。「コマを挟む」という事は、「常に理想の自分であるフリをして生きる」ということだから、とっても参考になると思うんだ!

もう少し説明すると、整形するとかお金のかかる継続的な美容ではなくて
「きわめて簡単。その決心さえつけばきょうからでもあなたは美しく….」

と言うくだりがあるの。まさに『TAFTI』!
どうなるかを決める事が大切なんだ!

どんな感じなんだろう⁉︎パラレルワールドに移行するとはどういう事か、この2作品を読んで理解を深めてみるよ。

多くのパラレルワールドを描いた小説では、いきなり別の設定の世界に飛んで行ってしまってあっけなさを感じるかもしれない。移行してゆく過程を、その世界の数だけ逐一表現していると、小説が進展しないからね。
だから『TAFTI』の説明とはズレが生じるのはしょうがない。『TAFTI』にも書いてある通り、現実は少しずつ変化するものだから。
それでも、色々なパラレルワールドを扱った小説を読んでイメージをつかむ事は、自分の創造性を高めるのに役立つんじゃないかな。
まとめ

ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました。
シン・占星術や『TAFTI』の意識と創造の世界へ移ってゆくのに参考になりそうな小説2つは以下のものになります!
・恒川光太郎『竜が最後に帰る場所』-「夜行の冬」
・星新一『かぼちゃの馬車』-「かぼちゃの馬車」

皆さんも一緒にパラレルワールドの世界を題材にした小説を読んでみませんか。どちらも短編集の中の一編だし、とっても面白くて引き込まれてしまうお話しだから、さくっと読めてしまうよ!
みんなもおススメのパラレルワールドの物語があったら、ぜひジェミとミニにも教えてね!それではまたお会いいたしましょう!トワ ド メーノー!🇲🇲

チーズゥ ティンバーデ!トワ ド メーノー!🇲🇲
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